公益財団法人 ロッテ財団

研究者育成助成〈ロッテ重光学術賞〉

募集概要

〔1〕本助成の趣旨

本制度は、「食と健康」の分野において、優れた若手研究者がわが国トップクラスの研究者として成長することを願い、それにふさわしい支援を行おうとするものです。
本制度は、日本国内の民間助成では新しい形態の研究者育成制度です。助成対象者には、テニュア職に就くことを目標に、育成支援教員のもとに安定した研究の場を確保しつつ、研究に必要な資金を長期にわたり助成します。

〔2〕本助成の特徴

  • (1)助成対象者へ生活費相当額の支援を行い、生活基盤の安定を図ります。
  • (2)助成対象者とその育成支援の役割を担う教員(以下、「育成支援教員」)をペアで助成し、助成対象者に対する組織内での研究体制をサポートします。(「〔10〕育成支援教員の役割」参照)
  • (3)助成対象者には、大学・短期大学・高等専門学校および公的研究機関(以下、「所属機関」とします)より有期のポストが付与されるという条件の下、組織内での安定した研究の場の確保を図ります。(「〔6〕称号付与」参照)
  • (4)助成対象者および育成支援教員に対し、最長5年間という長期にわたる助成を行います。

〔3〕助成金額・件数

(1)助成金額

1件あたりの年間助成金額  1,500万円
助成期間   最長5年間
1件あたりの助成金の総額 7,500万円
 

(2)年間助成件数 2件程度

〔4〕応募締め切り

(1)Web申請・・・2017年7月14日(金) 24:00まで登録完了のこと
(2)申請書の郵送・・・7月18日(火) 12:00までに財団必着のこと
*(1)(2)ともにそろった段階で正式受理とします。

〔5〕応募資格

将来、大学および公的研究機関において、「食と健康」に関する広域科学分野での研究で中核となることが期待される若手研究者のうち、2017年4月1日時点で以下の要件に該当する方が応募できます。
 
  • (1)原則30歳以上40歳以下の方とします。ただし、国籍は問いません。
  • (2)申請時点での所属先は国内・海外を問いませんが、助成期間中の所属先は国内のみとします。
  • (3)博士号取得者であること。かつ、取得後数年の研究実績を有する、または同等の能力を有する方とします。
  • (4)助成期間中に所属予定先の機関長(学部長・研究科長・研究所長等)の承認および育成支援教員の推薦を得て、育成支援教員の下に研究の場を確保し、独自のテーマで主体性を保ちつつ研究を遂行できる方とします。
  • (5)テニュア(終身雇用)、テニュアトラック、「さきがけ」、「卓越研究員」として勤務していない方とします。
    現在、所属機関等から給与を受けている方は、助成開始後の二重給与を認めませんのでご注意ください。
    また、申請年度中に「さきがけ」「卓越研究員」に採択された場合も、当助成との重複採択は行いません。
  • (6)他財団等からの助成については、研究課題名の重複や、エフォート管理上、研究費の過度の集中が認められた場合は採択しません。
  • (7)当財団の「奨励研究助成」と重複して応募することはできません。
  • (8)2017年11月9日(木)の面接審査および2018年2月15日(木)の贈呈式に、申請者本人および育成支援教員本人が必ず出席できる方とします。

〔6〕称号付与

助成対象者が助成金の支給を受けるには、大学の施設を利用して有意義な研究活動を行うことができるよう、助成開始時(2018年4月1日)までに、特任助教などの称号を所属機関より付与されることを条件とします。

〔7〕選考方法

2017年10月5日(木)開催予定の研究助成事業選考委員会にて一次選考を行います。
一次選考結果の合否については、同年10月10日(火)以降に連絡を差し上げ、一次通過者は11月9日(木)の最終選考会にて、申請者本人と育成支援教員と共に面接を受けていただきます。国内外にかかわらず往復交通費(実費)を支給する他、国内宿泊費(上限15,000円)を支給します。日程の変更はできませんのでご了承ください。
助成対象者は、2017年11月22日(水)開催予定の理事会において決定されます。

〔8〕助成期間

原則、2018年4月から2023年3月までの最長5年間とします。

〔9〕助成金の支払いおよび使途

  • (1)助成金は、助成対象者が所属することとなる機関に対して支払います。内訳例は次のとおりです。
(例)
・助成対象者の生活費相当額 約700万円※1
・助成対象者の研究費 約350万円※1
・育成支援教員の研究費  300万円※2
・所属機関の管理費  150万円
合計金額 1,500万円
 
  • ※1 助成対象者の生活費相当額および研究費の配分については、所属機関の定める標準給与額を参考に、所属機関と財団とで協議の上決定します。「生活費相当額」には、雇用側と本人に生じる社会保険料、所得税、諸手当等も含まれます。
  • ※2 育成支援教員に対しては、助成対象者の自立した研究体制および環境の整備・充実に努めていただくため、年間300万円の研究費が支払われます。
  • なお、いずれの研究費についても年次ごとの会計報告が必要です。
 
  • (2)研究費の使途は、助成対象者については研究に直接必要な経費とします(設備備品類、消耗品費、旅費等)。一方、育成支援教員については、教員自身の判断で、助成対象者の環境整備を含む育成支援費、およびそれに関連するサポートを含む育成支援教員の研究費とします。

    ただし、以下の費用は対象外とします。
 
  • ① 建物等の施設に関する経費(直接経費により購入した物品を導入することにより必要となる軽微な据付等のための経費を除く)
  • ② 助成期間中に発生した事故・災害の処理のための経費
  • ③ 助成対象者が所属する組織のオーバーヘッド
  • ④ 助成対象者および育成支援教員本人への人件費・謝金

〔10〕育成支援教員の役割

  • (1)育成支援教員には、助成対象者が助成終了時までにテニュア職が得られるよう、国際的にトップレベルの研究者として成長することを目指し、積極的な支援を行う役割があります。
  • (2)育成支援教員には、助成対象者の研究の独自性を最大限尊重していただきます。
  • (3)育成支援教員には、助成対象者を研究室に受け入れ、研究活動ができるスペースの確保等、研究に専念できる環境づくりに協力していただきます。
  • (4)育成支援教員には、助成対象者が研究機器等を使用することを可能な限り認めるなど、研究の推進に支障のないよう心がけていただきます。
     

助成決定後の遵守事項

助成決定後、助成対象者には、主に以下の事項を遵守していただきます。
 
  • (1)年次研究計画書および年次予算書に基づき、研究活動を行っていただきます。
  • (2)年次報告書および最終研究報告書については、それぞれの期間終了後2か月以内に、財団事務局まで提出していただきます。
  • (3)当財団の助成研究の成果については、学会等での積極的な論文発表や口頭発表をお願いします。研究成果を発表する場合は、「〈ロッテ重光学術賞〉(英文表記:Lotte Shigemitsu Prize)受賞」と記載してください。
    また、口頭発表の場合は予稿のコピー、論文発表の場合は別刷りを財団事務局宛に提出していただきます。なお、 研究成果に基づいた知的財産権は、所属機関の規程により処理してください。
  • (4)助成期間中に、所属機関の異動や職位の変更(テニュア職への移行※を含む)、連絡先の変更、研究計画や支出計画の変更等が発生する場合には、すみやかに財団までご連絡ください。
    ※「研究者育成助成〈ロッテ重光学術賞〉」においては、助成対象者がテニュア職に
     就いた時点で助成を終了させていただきます。

応募方法

  • 1.Web申請
    上述のWeb申請締め切り日までに、当財団ウェブサイトの「Web申請」ページより申請を行ってください。
  •  
  • 2.申請書類
    下記(1)~(2)の書類を「Web申請」ページからアップロードしてください。
    また、下記(1)~(2)を上述の郵送応募締め切り日必着で財団まで郵送してください。
 
  • (1)申請書類 : *当財団ウェブサイトよりダウンロードしたものを各2部郵送
    【A1】【A2】【A3】
    (2)論文   : *原著論文のうち、本申請に関連のある主要論文を各2部郵送
    最大5報まで(【A1】〔8〕「業績リスト」中、①~⑤までの優先順位をつけたもの)

3.申請書類記入・郵送上の留意点
  • (1)申請書類は日本語で本人が記入してください。
  • (2)申請書類の記入方法については、必ず「記入要領」の注意事項をお読みください。
  • (3)申請書、論文を郵送する際は、すべてA4判片面コピー(白黒)とし、クリップで留めてください(ホッチキス不可)。
  • (4)郵送は、配達が証明できる方法(宅配便、レターパック等)により募集期間内に到着するように、余裕を持って発送してください。(封筒のおもて面には「研究者育成助成申請書類在中」と朱書きしてください。)

*募集締切後の申請書類記載内容の変更および論文の差し替え等はできません。
 また、提出いただいた書類はいかなる場合でも返却いたしません。

結果通知等

一次選考結果を10月10日(火)以降、最終合否結果を11月24日(金)以降にメールまたは文書で通知します。
なお、採否の理由についての照会には回答いたしかねます。

助成金の贈呈

  • 1.贈呈式
    2018年2月15日(木)に実施される贈呈式には、助成対象者本人と育成支援教員本人に必ず出席していただきます。(代理出席はご遠慮いただいております。欠席の場合は、採択を取り消すこともあります)
  •  
  • 2.助成金振込時期・振込先
    2018年3月末までに、助成対象者が4月以降に所属する機関の指定口座に振込みます。
    (助成対象者の個人口座への振込はできません。)

個人情報の取扱いに関する事項

  • 1.当財団の研究助成への応募にかかわる全ての個人情報は、選考に関する手続き(審査と当財団からの連絡)のみに使用します。
  •  
  • 2.助成決定後、当財団に「個人情報の取扱いに関する同意書」を提出し、併せて主として当財団の刊行物とホームページ等に以下の情報を公開することに同意していただきます。
  • (1)助成対象者・育成支援教員の氏名、所属機関名、職位、顔写真
  • (2)研究課題名
  • (3)申請研究の内容
  • (4)研究期間
  • (5)助成金額
  • (6)研究成果報告
  • (7)財団主催の行事に参加した際、財団で撮影した写真

申請書類郵送および申請に関する問い合わせ先

  • 1.申請受付
    下記URLより「マイページ」にログインし、登録・基本情報の入力、
    および申請書類のアップロードを行ってください。
    申請はこちらから:http://www.lotte-isf.or.jp/method.html

  • 2.書類郵送先 ※2016年12月より住所が変わりました。
    〒163-1414 東京都新宿区西新宿3-20-2
    公益財団法人ロッテ財団 研究助成担当 宛 (TEL 03-5388-5564)

  • 2.問い合わせ先
    □メールアドレス:lotte_zaidan@lotte.co.jp
    電話でのお問い合わせは受け付けていません。必ずメールでお願いします。